誕生日のお友達と僕たちの移住を祝ってくれたバウンドケーキ
先日、知多で自給自足や有機農業に関心のある人たちのご飯会に誘われて、菜々と2人で参加してきました。
今回の会場は国分寺のカフェスローなどで研修をされた旦那さんと奥さんが知多で開いた「食堂&cafe ひとつむぎ」さん。地元の野菜をふんだんに使ったランチが人気のお店です。そのオーナーさんが言っていたことがとても印象に残りました。
「僕たちは本気で中途半端を目指している」
あの時の会話をちゃんとは覚えていないのですが、どうしても日本ではコンビニやファミリーレストランの添加物たっぷりの食事があふれている一方で、そうではない方法はマクロビや正食といったような一般の人が入りにくい対極になってしまう。
自分たちの食材は、地元の有機農家さんや実家の両親が作ってくれた野菜を使っているが、無農薬という訳ではない。調理法も100%マクロビという訳ではないけれど、ほどほどにこだわって作っている。自分たちが意識しているのは「あっちの世界」と「こっちの世界」を繋ぐことであり、地元の人たちが気軽に来てくれて、「美味しかった」と笑顔を見せてくれるのが一番。だから、自分たちはあえて本気で中途半端を目指している、というニュアンスだったと思う。
僕たちも今までずっと「ほどほど」の場作りについては話をしてきて、太陽光パネルだとか、バイオトイレも設置したいと思っています。だけど、そういうものに特化するのではなく、さまざまな旅人を受け入れられる「普通に快適な」ゲストハウスを目指し、その中でエコや体にいい食事を取り込んで行きたいと思っていました。その一方で、そういう中途半端な立ち位置というものに後ろめたいものを感じてもいました。
そんな中で、ひとつむぎさんとの出会い、またそこに集う仲間との出逢いは本当に嬉しかったです。呼びかけ人のゆかちゃんから手作りのバウンドケーキをいただき、「Welcomwe to Chita」と書かれた旗を見たとき、
「ああ知多に来てよかった。やっと、地元で友達が出来た。」
と感じました。
welcome to chitaの旗が嬉しく、車に乗せてしまいました
ゲストハウスは5月オープンを目指しますが、盲目的にならず、地域に根を張り、自分たちの生活を積み重ねてけるように、日々努力して行きたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿